♪エンヤコラセ〜ドッコイセ〜の、一年あっという間、再び出でたるニッポンの夏、櫓の夏は、この南山城村よりスタート。名建築家・黒川紀章氏の設計による「やまなみホール」は、まさに「山波」の巧みな彎曲設計に包まれた、ユニークな建築である。同ホール、駐車場には地元産品が販売されるブースも花盛りで、当日の河内家菊水丸師、その第2の故郷をあげての歓迎、遠路はるばるのお客さんをお出迎えである。14時開演の、到着はそんなこんなで30分前。ロビーにはすでに盛況溢れんばかりのお客様で一人ウロウロあらあらしていたら、「さてはトコトン菊水丸」(MBSラジオ)のリスナーでいらっしゃる、カイパパさんにお声ちょうだい、見つけていただく。正直な感想、あの交通手段でこの盛況、ただただ驚くばかりであった。色々あらあら他愛のない談笑後、開演時間も迫って来たので、全席自由の客席を確保し、その幕開けを待ち望む。場内のアナウンスは、和泉夏子嬢。明瞭端正なそれは、一層の期待を募らせてくれる。やがて開演、ステージの緞帳あがるは、上手にギターの石田雄一党首。下手には和太鼓、本年度より参加の三条史郎師、音頭界の両巨頭揃い踏み。勇壮な音色が絡み合うようにとどろくなか、舞台下手より、座長・河内家菊水丸師ご登場、ご挨拶。
「実はラジオで、木曜日担当の予報士の方が『出陣式当日は大雨、しかも豪雨です』という予報に反しましての、本日は幸い、これ免れることが出来ました」
まさにその通りで、ラジオで聴いた天気予報。しかも山間の豪雨と聞けば、傘一本でも間に合わないと思いきやの、晴天…とはいかないまでも、雨雲の谷間から太陽が時折差し込む、それはもう好天で、挨拶の端々からは、河内平野より移住20周年、記念の吉祥、第2のお膝元開催、晴れ男面目躍如の満面笑顔は、まさに堂々あっぱれ。加えてここに南山城村の村長さん(村長…という言葉の響きはとても新鮮で、妙に何やら和らぎますな)のご挨拶も添えられまして、いよいよ開演。
その昔、最寄の今は国道163号線を名古屋方面へ向ったという、軍人・乃木稀介伝、河内音頭新聞詠みは、お手拍子お賑やかに参加するというよりも、語りも入って、じっくりと聞き入る方が心地良い一席。途中、新聞詠み、取り込む現在の時事ネタは、大阪某高級料亭女将語録より(笑)。これらを含めて乃木伝、決して「頭が真っ白になる」ことがない(笑)、本年度初席を飾るにふさわしい一席に。
続けて和泉夏子さんがステージに加わって、フルメンバー勢揃い。菊水丸師本年度初おろしのお着物と、夏子嬢、あでやかな絽のお召し物は、色合いもぴったりで、誠に涼しげでございました。
やがて、ステージに大型スクリーンが用意されまして、今回もうひとつの目玉、映画「田中徳三監督少年河内音頭取り物語」上映会。そういえば、開演前より場内、お出迎えでかかっていたのが、この映画のエンディング曲、「カワチアンサマーエピソード2」、大西ユカリさん。ひょっとしてもしかして今回もどこかにご本人お出ましかなと色々探してはみましたが…残念でした(笑)。
映画上映を拝見するのは今回で3度目。うち2回が、田中徳三監督追悼であるのが重ね重ね惜しまれるところである。けれども3度も拝見すれば、いずれのシーンもすべて思い出で、ワンカットワンカットがとてもいとおしいところだ。35分短編はあっという間の、さらにまだまだ出陣式の目玉は続く。まだどこでも公開されていない、本作のメイキング映像の公開である。こういう映像はドラマや何でも、何かしら別でカメラが回っているものであるが、本作が冠となっている「吉本芸人100本映画」作品のなかでは、これほどまでカメラが回ったのは、この作品、唯一にして随一。それもこれも、「人生を賭けた、ザ・コレクター」、菊水丸師なればこその業であった。
今となっては貴重なシーンばかりである。菊水丸師に吉本興業側のスタッフが、最初に田中監督と接触を図られた段階から、打ち合わせ、子役オーディション、クランクインからアップまでの全行程、さらには完成記念上映会、そして、今年2月に開催された田中監督を偲ぶ「お別れ会」まで。
映画の企画後から、撮影、そしてその後の色々を、折々で、菊水丸師のラジオやらスタッフによるあらゆる情報などを伺ってきたので、まるで身内スタッフのような思い入れがあって、お宝映像の数々に思わず胸が熱くなる。特に、本作の企画プロデュース、そして脚本を担当された、吉本興業、永遠のJガール女史が、ちょうどこちらの客席から視界に入る。さらに今回の「ツアー浴衣」、愛らしい絵柄のそれをお召しゆえに、まぁ、目立つこと!(笑)。そんなJガール女史が涙をぬぐわれる(風)に見えたので、特に色んな情報を伝えてくれるブログ(当夜の模様の記事をリンクさせていただきます)を拝見していたこともあって、余計に気持ちも伝わってくる。
日本映画界にとっても貴重な映像は是非、いずれ発売予定のDVDの特典映像で乞うところ。本編を最初に拝見したのが完成上映会、昨年の11月で季節は秋。ところが追悼となってしまい、その上映会がこの3月で春。そして今回の出陣式で3度目が夏、である。ということは4度目。今度はおそらく、発売のDVD時となるはず。そのときは、監督がお亡くなりになった、12月発売が追悼の意味でベストなのでは。もちろん河内音頭、夏物語なので、夏発売が妥当かもしれない。ただ個人的には冬発売だと、四季折々に作品の思い出が抱けるのになと、ただそれだけの勝手な理由なのですが…(笑)。
河内音頭は盆踊り。盆踊りだからこそ、元々の御霊を賑やかに呼び寄せ、再び見送る、いわば入退場行進曲。この日もどこかで田中監督、きっとご覧のはず。おにぎやかな出陣式お開きは、座席の会場より踊り手の皆さん、ステージの社中を取り囲み、ダンスマメカチ、踊りの輪。
エンヤコラセ〜ドッコイセ、熱き夏、またやってきた。出陣式は、河内音頭の元日お正月である。
終演後のロビーで一同皆様お見送り。ひとこと「おめでとうございます」」とお声をかけて会場を後にした…んですよね、確か?。自分のことなのに、しかも昨日のことなのに実はよく覚えてない(笑)。ならば今までのことはデタラメかといえば、そうでもない。
何かとっても、良い心地に包まれたような、そんな夢を見たような…ん?、ちょっと酔っ払っているのか、それとも、根っからとうとうボケたのか?アハハ、ナンダカヨクワカラナイ(笑)。
そうそう、会場でお会いした皆様、それとわざわざ我が家の付近までお車でお送りいただきました、カイパパさん、大変お世話になりました。有難うございました。心より御礼申し上げます。
≪どうでもイ〜ラストアーカイブス その419「トラウマコントキャラ大全集その13 今年で53、知っとるケのケ!」
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京都府相楽郡南山城村移住20周年記念・河内家菊水丸 平成20年度盆踊りツアー出陣式(京都・南山城村〜やまなみホール)≫
この記事へのコメント
お疲れさまでした
大変な目をして会場にたどり着かれたんですね。
なぜかいつものみっさんは、櫓に行かれる時は
歩きというかハプニングが多いですね(笑)
同じ出陣式に参加したのに、凄い記事文面で、さすが、放送作家さん(でしたよね???違ったらゴメンナサイ)だな〜なんて改めて感心も納得もしております。
大変な目をして会場にたどり着かれたんですね。
なぜかいつものみっさんは、櫓に行かれる時は
歩きというかハプニングが多いですね(笑)
同じ出陣式に参加したのに、凄い記事文面で、さすが、放送作家さん(でしたよね???違ったらゴメンナサイ)だな〜なんて改めて感心も納得もしております。
2008/07/01(火) 07:25 | URL | まさよ #-[ 編集]
遠路はるばるお互い様でお疲れ様でございました。
いやいや、ただただ、どこか抜けてるのですね(笑)ハプニングあればあるほど、会場に辿り着いたときの感動と来たら!。一度、無計画な一日をどうぞお過ごしくださいませ。
色々あらあらお写真メールでありがとうございました。写真嫌い(というか苦手)、見事に視線があっちゃむいてホイになっておりますが(笑)。まぁ、次回からは写されるよりも写す方専門で、どうぞよろしくお願い致します(笑)。
いやいや、ただただ、どこか抜けてるのですね(笑)ハプニングあればあるほど、会場に辿り着いたときの感動と来たら!。一度、無計画な一日をどうぞお過ごしくださいませ。
色々あらあらお写真メールでありがとうございました。写真嫌い(というか苦手)、見事に視線があっちゃむいてホイになっておりますが(笑)。まぁ、次回からは写されるよりも写す方専門で、どうぞよろしくお願い致します(笑)。
2008/07/02(水) 02:40 | URL | のみっさん #tSD0xzK.[ 編集]
とても楽しい時間を過ごせましたね♪高田から僕の自宅までは30分ちょっとでした(^^)
意外と近いですよね〜♪
一度、のみっさんの仕事場に押しかけてみたいですね☆
意外と近いですよね〜♪
一度、のみっさんの仕事場に押しかけてみたいですね☆
当日はお世話になりました。まさよさんもご同乗で回り道させてしまいましたが、やはり30分でしたか。やっぱりそれぐらいで行き来出来るんですね。もう車に乗らなくなって約10年になりますから、段々と土地カンも薄れつつあります…(笑)。
当仕事場…というか、ただの部屋ですが、それはもう…他人が付け入る隙のない惨憺たる有様です。
ああ、見習って整頓しなければ…と。
当仕事場…というか、ただの部屋ですが、それはもう…他人が付け入る隙のない惨憺たる有様です。
ああ、見習って整頓しなければ…と。
2008/07/03(木) 03:16 | URL | のみっさん #tSD0xzK.[ 編集]
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