テレビからラジオから、日頃これはと思う、資料記録を主にの録画、録音番組多々。しかしこれが山積のまま、録るには録ったものの、一切再生されることなくビデオ、テープラックに埋もれてしまっている。なかには、何、このテープ?と再生したビデオテープには、よぉ、こんなん録画してたなぁ!と呆れたり、また時折感心もしたり…。
呆れてしまったのは、20年前の番組ではないか、当時アイドルだった、中山美穂が主演した連続ドラマ「あまえないでョ!」(フジテレビ)。ええ、こんなドラマ毎週見た覚えないし、また、何で録画してたのか記憶にないとよくよく再生したら、主演の中山美穂が、多忙による過労がたたってドラマ収録が行えず、しかも放送用のストックも無かったようで、従ってその週は緊急処置による生放送、過去のNG集に収録時のエピソードをクイズ仕立てでレギュラー出演者が競うという内容になっていた。にしても、さほど思い入れのないドラマ。何ゆえ、こうして録画していたのか、まったく意味が分からないが、まま、飛ばし飛ばしで再生してみたら、クイズを競うのは、ドラマ番組ゆえ、皆さん俳優、役者さん。なので緊急処置のバラエティ番組に、場慣れした感じは一切なく、淡々と、というか、段取り通りにクイズに挑みつつ、合間合間のNG集VTRを見ながら、非常に照れ臭そうな表情をしていたのが印象的だ。
要は、この直後あたりに、いわゆる「NG大賞」的番組がより全盛へと向って行き、またドラマ自体も段々とバラエティ寄りというか、軽いタッチで綴られた、トレンディドラマの時代がやってくる。それに伴って、役者さんもドンドンとバラエティ番組に進出。お笑い顔負けの大笑いしたりボケたりツッコんだりで、垣根がドンドン取り払われていったのである。そう思うと、録画されていた、「あまえないでョ!」。資料としては貴重な録画物である。ちなみに、このクイズの司会を務めていたのは、ラサール石井さん。やっぱり「オレたちひょうきん族」の流れで色々とバラエティ番組を録画しはじめていたころなので、思わずこの週を録画したのだろう。にしても、20年間、再生していたなかったとは…。
一方、これは絶対で後から再生して見るで!、と録画しつつ、録画しながら一切再生していなかった番組も出て来た。上岡龍太郎・島田紳助のご両人による「EXテレビ」(読売テレビ)。この番組は火曜・木曜放送の大阪制作(前番組『11PM』の名残)の回はほぼ毎回録画していた。今もYOU TUBEなどでたまに公開されている、全裸の女性の股間をご両人の頭部で隠しながら番組を進行し続けた、伝説の『低俗番組の限界を考える』という回はしっかりどのビデオテープに保存しているかまで把握している(笑)。
が、今回発掘したのはこれではない。今回出てきたのは、やはり番組内でシリーズ化されていた、『芸能才人図鑑』の回。その名の通り、毎回、芸能の世界で長らく活躍した才人の、人となりや芸能人生を、上岡・紳助というトークの達人の、まさにしゃべり一本で紐解いていくというもの。最近の安物番組のように、無駄なVTRをこさえたり、テロップの嵐に塗したりするような、そんな演出は一切なし。とにかくストイックに才人の横顔を垣間見ながら、深層の芸談なども伺えた。なおかつ、司会のご両人にもゲストへの、また芸能への愛情は並々ならぬものがあるゆえの、「EXテレビ」ならでは、屈指の名シリーズであった。が、毎回録画して、またリアルタイムで番組を見ていたはずなのに、どういうわけかこの日の回だけは、今回発掘されるまで、まさに15年以上も再生されることがなかった。その回とは、
「芸能才人図鑑 映画俳優・川谷拓三」
わぁ〜、あった〜!である。長年、どっかに録画してあったはずなのになぁと探していた一本だ。
上岡龍太郎氏とは同い年というから川谷さん、お元気であれば今年で66歳。とあれば、ますます早世であられたのかと改めて惜しまれるところである。
同い年ということ、映画少年同士、思い出の作品、役者もほぼ似通っているのかと確認してみたら、上岡氏はご存知の通り、京都生まれの京都育ち、時代劇全盛華やかなりしころの御大・市川右太衛門丈に傾倒。また、周辺でのロケーションにも頻繁に出掛け、そこで些細な脇役俳優の名前を覚え込むほどであったという。一方で川谷氏は、高知生まれ。最初に見た映画が洋画で、以降そのまま洋風志向とは意外や意外。だが、虜となったのは作品全体はもちろん、ほんのワンシーン、例え数秒しか映らずとも主役俳優の後ろのほうで、例えばパイプを一服吹かせてるような「老人がまた、エエんですわ!」。ここに、後の脇役人生、その出発点を見るのである。
…と、番組では、東映入社後の奮闘ぶりや、付き人についていた師匠である鶴田浩二氏の映画まんまの侠気溢れるエピソード、さらに、映画のポスターに脇役ながら初めて名前が載った時の興奮。また、注目を浴びた作品である「県警対組織暴力」、その伝説の取調べシーンと監督であった深作欣二氏からの激励賞賛のメッセージVTRなど、わずか1時間の番組、濃縮なまでの川谷拓三、われらが「拓ぼん」の魅力満載に仕上げられている。
いやぁ、見た!見た!もう興奮した!。トーク番組でこれだけ泣けた番組もない。ひたむき一途な役者人生ここに極まれりな一本であった。このままお元気であれば、やはり時流に乗って、下手なバラエティ番組に出捲くったのだろうか、拓ぼん。わずかながら、「EXテレビ」とほぼ同じスタッフであった初期の「ダウンタウンDX」(読売テレビ)にはゲスト出演されている。このころの「〜DX」は、今のようなスタイルではなく、どちらかといえば、『ダウンタウン版芸能才人図鑑』。本家をやや噛み砕いたような趣であった。
それにしても、我とながら本当にエライ!と誉めてやりたい、ベタな表現だが、まさに「お宝映像」が見つかった。感激のあまり…
いずれ、録画テープより完全採録にて、拙ブログにて堂々公開予定〜!!
…期待せずお待ち下さい(笑)
呆れてしまったのは、20年前の番組ではないか、当時アイドルだった、中山美穂が主演した連続ドラマ「あまえないでョ!」(フジテレビ)。ええ、こんなドラマ毎週見た覚えないし、また、何で録画してたのか記憶にないとよくよく再生したら、主演の中山美穂が、多忙による過労がたたってドラマ収録が行えず、しかも放送用のストックも無かったようで、従ってその週は緊急処置による生放送、過去のNG集に収録時のエピソードをクイズ仕立てでレギュラー出演者が競うという内容になっていた。にしても、さほど思い入れのないドラマ。何ゆえ、こうして録画していたのか、まったく意味が分からないが、まま、飛ばし飛ばしで再生してみたら、クイズを競うのは、ドラマ番組ゆえ、皆さん俳優、役者さん。なので緊急処置のバラエティ番組に、場慣れした感じは一切なく、淡々と、というか、段取り通りにクイズに挑みつつ、合間合間のNG集VTRを見ながら、非常に照れ臭そうな表情をしていたのが印象的だ。
要は、この直後あたりに、いわゆる「NG大賞」的番組がより全盛へと向って行き、またドラマ自体も段々とバラエティ寄りというか、軽いタッチで綴られた、トレンディドラマの時代がやってくる。それに伴って、役者さんもドンドンとバラエティ番組に進出。お笑い顔負けの大笑いしたりボケたりツッコんだりで、垣根がドンドン取り払われていったのである。そう思うと、録画されていた、「あまえないでョ!」。資料としては貴重な録画物である。ちなみに、このクイズの司会を務めていたのは、ラサール石井さん。やっぱり「オレたちひょうきん族」の流れで色々とバラエティ番組を録画しはじめていたころなので、思わずこの週を録画したのだろう。にしても、20年間、再生していたなかったとは…。
一方、これは絶対で後から再生して見るで!、と録画しつつ、録画しながら一切再生していなかった番組も出て来た。上岡龍太郎・島田紳助のご両人による「EXテレビ」(読売テレビ)。この番組は火曜・木曜放送の大阪制作(前番組『11PM』の名残)の回はほぼ毎回録画していた。今もYOU TUBEなどでたまに公開されている、全裸の女性の股間をご両人の頭部で隠しながら番組を進行し続けた、伝説の『低俗番組の限界を考える』という回はしっかりどのビデオテープに保存しているかまで把握している(笑)。
が、今回発掘したのはこれではない。今回出てきたのは、やはり番組内でシリーズ化されていた、『芸能才人図鑑』の回。その名の通り、毎回、芸能の世界で長らく活躍した才人の、人となりや芸能人生を、上岡・紳助というトークの達人の、まさにしゃべり一本で紐解いていくというもの。最近の安物番組のように、無駄なVTRをこさえたり、テロップの嵐に塗したりするような、そんな演出は一切なし。とにかくストイックに才人の横顔を垣間見ながら、深層の芸談なども伺えた。なおかつ、司会のご両人にもゲストへの、また芸能への愛情は並々ならぬものがあるゆえの、「EXテレビ」ならでは、屈指の名シリーズであった。が、毎回録画して、またリアルタイムで番組を見ていたはずなのに、どういうわけかこの日の回だけは、今回発掘されるまで、まさに15年以上も再生されることがなかった。その回とは、
「芸能才人図鑑 映画俳優・川谷拓三」
わぁ〜、あった〜!である。長年、どっかに録画してあったはずなのになぁと探していた一本だ。
上岡龍太郎氏とは同い年というから川谷さん、お元気であれば今年で66歳。とあれば、ますます早世であられたのかと改めて惜しまれるところである。
同い年ということ、映画少年同士、思い出の作品、役者もほぼ似通っているのかと確認してみたら、上岡氏はご存知の通り、京都生まれの京都育ち、時代劇全盛華やかなりしころの御大・市川右太衛門丈に傾倒。また、周辺でのロケーションにも頻繁に出掛け、そこで些細な脇役俳優の名前を覚え込むほどであったという。一方で川谷氏は、高知生まれ。最初に見た映画が洋画で、以降そのまま洋風志向とは意外や意外。だが、虜となったのは作品全体はもちろん、ほんのワンシーン、例え数秒しか映らずとも主役俳優の後ろのほうで、例えばパイプを一服吹かせてるような「老人がまた、エエんですわ!」。ここに、後の脇役人生、その出発点を見るのである。
…と、番組では、東映入社後の奮闘ぶりや、付き人についていた師匠である鶴田浩二氏の映画まんまの侠気溢れるエピソード、さらに、映画のポスターに脇役ながら初めて名前が載った時の興奮。また、注目を浴びた作品である「県警対組織暴力」、その伝説の取調べシーンと監督であった深作欣二氏からの激励賞賛のメッセージVTRなど、わずか1時間の番組、濃縮なまでの川谷拓三、われらが「拓ぼん」の魅力満載に仕上げられている。
いやぁ、見た!見た!もう興奮した!。トーク番組でこれだけ泣けた番組もない。ひたむき一途な役者人生ここに極まれりな一本であった。このままお元気であれば、やはり時流に乗って、下手なバラエティ番組に出捲くったのだろうか、拓ぼん。わずかながら、「EXテレビ」とほぼ同じスタッフであった初期の「ダウンタウンDX」(読売テレビ)にはゲスト出演されている。このころの「〜DX」は、今のようなスタイルではなく、どちらかといえば、『ダウンタウン版芸能才人図鑑』。本家をやや噛み砕いたような趣であった。
それにしても、我とながら本当にエライ!と誉めてやりたい、ベタな表現だが、まさに「お宝映像」が見つかった。感激のあまり…
いずれ、録画テープより完全採録にて、拙ブログにて堂々公開予定〜!!
…期待せずお待ち下さい(笑)
この記事へのコメント
EXosakaといえば、故桂枝雀さんによる「落語における緊張の緩和理論の解説」の回が印象に残っています。
最近、某所でその回の映像を手に入れて見ましたが、改めて枝雀さんの笑いを科学的に解明しようとする姿勢に感銘を受けましたね。
最近、某所でその回の映像を手に入れて見ましたが、改めて枝雀さんの笑いを科学的に解明しようとする姿勢に感銘を受けましたね。
2008/09/23(火) 00:41 | URL | 子山人 #-[ 編集]
ありました、ありました!。最初で最後の映像化「緊張と緩和」と「オチの研究」。確かこれも録画したはずで何度も何度も見返した記憶が。ところが当時としてはあまりにも難解な部分がありまして…。今もう一度見返せば理解出来るかな??(笑)。
このときの映像は、特に当時の若手落語家などはテキストとなっているそうで、どなたでしたか、以前にこれらを図解入りでまとめた原稿を見せてもらったことがあります。
ホストの上岡氏も、我々のような視聴者に合わせて、時に「ん?」と疑ってみてくれたり、もちろん大いに「ああ、なるほど!」と納得されたり。その反応を揺さぶるように枝雀師が嬉々とお話しされてる様子が印象に残っております。お互い至極の時間だったのではないでしょうか。上岡師のような方があともう数人いらっしゃったら枝雀師も…。色々考えてしまいます。
この番組が当時はまだ高校…いや大学に入学したころでしょうか。とにかく大人の芸談、というより芸論ですね。それを背伸びしてでもああして見せてもらえたのは、今となっての、ある種の財産だったと思います。
このときの映像は、特に当時の若手落語家などはテキストとなっているそうで、どなたでしたか、以前にこれらを図解入りでまとめた原稿を見せてもらったことがあります。
ホストの上岡氏も、我々のような視聴者に合わせて、時に「ん?」と疑ってみてくれたり、もちろん大いに「ああ、なるほど!」と納得されたり。その反応を揺さぶるように枝雀師が嬉々とお話しされてる様子が印象に残っております。お互い至極の時間だったのではないでしょうか。上岡師のような方があともう数人いらっしゃったら枝雀師も…。色々考えてしまいます。
この番組が当時はまだ高校…いや大学に入学したころでしょうか。とにかく大人の芸談、というより芸論ですね。それを背伸びしてでもああして見せてもらえたのは、今となっての、ある種の財産だったと思います。
2008/09/23(火) 03:52 | URL | のみっさん #tSD0xzK.[ 編集]
私も再生せずにおいてるビデオテープありますよ。EXテレビでは楽屋噺シリーズいうんがあったでしょう。「笑福亭一門」と「林家一門」があります。
うわそらお宝やん、見せて見せて。さそこだ。のみっさんとおんなじで、どこになにがあるのやらというやつで。面目ない。
「県警と組織暴力」…当時、「仁義の墓場」のほうが評判よかったようでしたが、けど私はこっちのほうがだんぜんよかった。拓ぼんのエピソードもよかったが、カルチェのチンピラのエピソードもよかった。梅宮辰夫さん演じるところの官僚の天下りエピソードなんかも、昔もいまも、どいつもこいつもずっこいやつばかりがええ目をしやがってと腹立ちますね。
うわそらお宝やん、見せて見せて。さそこだ。のみっさんとおんなじで、どこになにがあるのやらというやつで。面目ない。
「県警と組織暴力」…当時、「仁義の墓場」のほうが評判よかったようでしたが、けど私はこっちのほうがだんぜんよかった。拓ぼんのエピソードもよかったが、カルチェのチンピラのエピソードもよかった。梅宮辰夫さん演じるところの官僚の天下りエピソードなんかも、昔もいまも、どいつもこいつもずっこいやつばかりがええ目をしやがってと腹立ちますね。
2008/09/23(火) 23:33 | URL | ぶうち古谷 #AZkK3/xk[ 編集]
まったくまったく、ビデオテープ。VHSテープには大体、3倍速で番組(CM抜きで)8本入るんですが、もちろん、8本まとめてキチンと残してるのもある…はずなんです。毎回保存するときは特に好きな番組はテープ1本に集中的ダビングで残しておいたはずなんですが、さて、手元に整理出来ているのを見たら、何のことない、たった2〜3本。そんなはずないんです。3年ぐらい続いた番組ですか、週2の50週×3年としても、約300本前後は録画して残してるはずなんです。にも関わらず…。ということは残りがあっちゃこっちゃになったままで、結局まとまりがない、我がアーカイブスでございます(笑)。お互い、河内家菊水丸師の爪の垢を煎じて飲むために、頂きに参らねばなりません(笑)。
おもろうてやがて悲しき何とやら…川谷拓三さんが演じた役柄、いいえ、ご当人ににも何となく当てはまるような。大部屋時代、酔っ払って大スター・小林旭さんに突っかかっていったというエピソードは笑えます(笑)。
東映実録路線も然る事ながら私個人としては、やっぱり拓ぼんは「河内のオッサンの唄」に尽きます(笑)
おもろうてやがて悲しき何とやら…川谷拓三さんが演じた役柄、いいえ、ご当人ににも何となく当てはまるような。大部屋時代、酔っ払って大スター・小林旭さんに突っかかっていったというエピソードは笑えます(笑)。
東映実録路線も然る事ながら私個人としては、やっぱり拓ぼんは「河内のオッサンの唄」に尽きます(笑)
2008/09/24(水) 03:50 | URL | のみっさん #tSD0xzK.[ 編集]
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